このような症状が出たら
以下のような症状が出たら当医院の歯科治療をおすすめいたします。
- 愛犬の口臭が気になる
- 歯石がついている
- 歯肉(歯ぐき)が赤い
- 歯磨きを嫌がる
- 顔や口周りを触ると嫌がる
- よだれが出る
- 歯が折れた
- 歯が重なっている
- 歯並びが悪い
ペットの口臭が気になったことはありませんか?犬や猫も人間と同様、口内トラブルを抱えることがあります。
口内トラブルには、歯肉炎、歯周炎や口内炎などがあります。どちらもすぐに命に関わるような病気ではありませんが、口が痛くて食欲が落ちて痩せてしまったり、腎臓や肝臓が悪くなってしまうこともあります。また、ワンちゃんは心臓病との関連も指摘されています。
当医院では、歯石取りや抜歯手術を積極的に行っています。また口内トラブルを起こさないために歯磨き指導やデンタル用品を用いて歯周病予防にも力を入れております。
また検査キットを用いて簡単に歯周病の進行度を測定できるものもございます。ぜひご相談ください。
飼い主様でできるケア
ペットの口臭予防を飼い主様自身で行うことができることをご存知ですか?
ペット達は3日で歯垢が歯石になってしまいます。歯石ができてしまうと全身麻酔をしての歯石取りが必要になります。
お口の中のトラブルは中々気づきにくいものです。定期的に検査をすることで、お口トラブルを未然に防ぎ、ペットの健康状態をより良いものに保っていきましょう。
ここからは、飼い主様ができるペットの口臭予防について少し説明していきます。
1.お口を観察し、触ってみましょう
まず口内の様子を観察することが一番です。臭いや歯ぐきの色を見てください。
2.歯磨きをしっかりと行いましょう
歯石を防ぐために一番重要なのは歯磨きです。
歯磨きトレーニングは成犬からでも遅くはありません。是非、ペットと一緒に歯磨きトレーニングを行ってペットの健康を守っていきましょう。力を入れてごしごしする必要はありません。やさしく声をかけてあげながらすこしずつ。
うまくできたらたくさんほめておやつもあげてください。ペット達も喜んでくれると思います。習慣にできたら楽ですよ。
3.デンタルケア製品を用いて歯周病予防を行いましょう
デンタルケア製品を用いて歯周病予防を行います。
歯磨き粉タイプ、液体タイプ、錠剤タイプやごはんにふりかけるだけの粉の製品もあります。
4.食後に水分補給をしましょう
口の中の水分が不足すると、食べカスが口の中に残ってしまいます。そのせいで、唾液の匂いが濃くなり、ニオイが発生しやすくなります。食後はしっかりと水分を取り、お口の中を洗い流すようにしましょう。